SUPREME CHOUX a là CREME (シュープリームシュークリーム)の企画販売を行う crèmeheads (クレームヘッズ)です。
以前から気になっていたことがあります。
・おいしい生菓子はお店に行って買わないと食べられない
・品質保持のために売れ残った商品を廃棄することがある
企画するにあたり、これらの課題を解決できる商品を作りたいと考えました。
それがフローズンスイーツのコンセプトにつなりがります。
★フローズンスイーツのコンセプト
・全国のお客様に同品質の商品を提供できること
・冷凍庫にストックして、いつでもお召し上がりいただけること
・フードロスが減り、環境にも配慮した商品であること
・防腐剤や保存料を使わない安心安全の食品であること
熟練の技を持つパティシエ(職人気質)に相談したところ「凍らせたら味が落ちる」と返り討ちに…。
厳密にいえば、つくりたての生菓子よりは味が落ちてしまうかもしれません。でも、逆を言えば生菓子ではできないことがフローズンスイーツではできるのではないか?
普通のおいしいシュークリームではなく、凍らせたシューアイスでもない。
シュークリームを凍らせたらカチカチで噛むことができませんし、シューアイスを解凍したらクリームが溶けてしまう。
それなら、冷凍の状態でも、解凍した状態でもおいしく食べることができるシュークリームにすればいいのでは?
ということで、フローズンスイーツのコンセプトがひとつ増えました。
★フローズンスイーツの追加コンセプト
・冷凍から解凍まで、いつもで食べごろであること
パティシエの説得には成功したものの「冷凍状態と、解凍した状態では感じる甘さが大きく異なる」(解凍の方が甘く感じる)「凍っても噛めるクリーム作り」という問題がありました。しかし、そこは職人魂に火が付いたパティシエ、製法や冷凍方法など試行錯誤を繰り返して、納得できる商品が完成しました。
試作を重ねていく過程で、味だけではなく形や大きさも検討し、ビジュアルも楽しいエクレア型になりました。こうなるともやはシュークリーム…?
ちなみに、シュークリームの「シュー(CHOU/CHOUX)」とはフランス語で「キャベツ」。キャベツを連想させるお菓子を意味します。
フランス語読みでは「シュー ア ラ クレーム」。 「シュークリーム」は和製語、英語では「CREAM PUFF(クリームパフ)」。
英語圏のかたに「シュークリーム」と言うと、靴を磨くクリームのことと勘違いされるらしいです。